内容証明基礎講座…「内容証明の出し方・費用」
セミナーその7…内容証明郵便の出し方
●差出郵便局
差し出すことのできる郵便局は、集配郵便局及び支社が指定した郵便局です。
※すべての郵便局において差し出すことができるものではありませんので、あらかじめ差し出そうとする郵便局へお尋ねください。
●郵便局ヘ持参するもの
郵便局の窓口に次のものを提出していただきます。
1. 内容文書1通(受取人へ送付するもの)
2. 1.の謄本2通(差出人及び郵便局が各1通ずつ保存するもの、コピーでも可)
3. 差出人及び受取人の住所氏名を記載した封筒1通
4. 内容証明料を含む郵便料金
※念のため、差出人の印鑑をお持ちいただくことをお勧めいたします。
※内容文書1通と謄本2通はすべて同じもの(合計3通)
●内容証明郵便の依頼
郵便局の窓口で内容証明の依頼します。内容文書1通と謄本2通と封筒1通を提出すると、郵便局員は内容文書が書式通りに書かれているかを調べ(文書の内容が真実であるかどうかを調べるものではありません)ます。
書式等に間違いがなければ通信日付印が3通とも押されますので、その場で内容文書を封筒に入れ「配達証明付で」と必ず指定し郵便料金を支払い、謄本の1通は郵便局が保管し残りの謄本1通と書留郵便物受領証を受け取ります。
※配達証明…書留郵便物を配達した事実を証明します。郵便局から差出人へ相手方が受け取った事実と配達された年月日を証明した「郵便物配達証明書」が送付されてきますので、大切に保管しておいてください。
セミナーその8…費用・郵便料金
1.内容証明料(一般の内容証明の場合)
謄本 | 1枚 | 2枚 | 3枚 | 4枚 | 5枚 |
料金 | 420円 | 670円 | 920円 | 1,170円 | 1,420円 |
2.通常郵便物の料金
区別 | 重量 | 料金 |
定形郵便物 | 25gまで | 80円 |
50gまで | 90円 | |
定形外郵便物 | 50gまで | 120円 |
100gまで | 140円 |
3.書留料…420円
4.配達証明料…300円(差出後420円)
例)謄本が1枚の内容証明を定形郵便物(重量25g以内)で差し出す場合の料金は次のとおりです。
1.内容証明料(1枚) | 420円 | ⇒ | 合計 1,220円 |
2.通常郵便物の料金 | 80円 | ||
3.一般書留料 | 420円 | ||
4.配達証明料 | 300円 | ||
〜内容証明基礎講座〜セミナー目次
セミナーその1…内容証明郵便とは何か?
セミナーその2…どんな場合に内容証明を使うの?
セミナーその3…内容証明のメリットとは?
セミナーその4…内容証明のデメリットとは?
セミナーその5…内容証明の書式は?
セミナーその6…書き方の注意点
セミナーその7…内容証明郵便の出し方
セミナーその8…費用・郵便料金
セミナーその9…電子内容証明の概要
セミナーその10…電子内容証明の利用法